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  • aandzhouse

1階の天井を取り払って

街を歩いているとどこでもあるような路地の奥に、どこでもあるような2階建ての木賃アパートが佇んでいる。外観と対照的なお洒落なエントランスが、何かワクワクとした気持ちにさせてくれる。 中に入ると2階の一部が残る吹き抜けになった白の空間、白い壁、白い柱、吹き抜けを見上げると木地そのままの屋根天井、そしてゆっくりと天井扇が回っている。2階の一部、残ったドアのあちら側は、構造から想像するに、2階の廊下だろう。

下町千駄木の旧長屋を、レンタルスペースにリノベーション。外観はエントランスを除いて、そのままというのが、谷根千の空気感に程よく溶け込んでいる。アトリエ、あるいはオフィスとして使って、一部残った2階が住居スペースなんてのもいい。

近くには、団子坂下の交差点、団子坂といえば、江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」が思い浮かぶ。探偵小説の中に色濃く残る昭和の街、千駄木の路地の奥の古い木造の建物、使い方を時代にあわせて変えていく、そんな街は楽しさにあふれている。


千駄木 STOODIO SENDAGI

この日は、大倉ひとみ個展「夢町*入口」





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